DQB ねんどろいど改造 塗装道具
塗装道具や塗料など。
コンプレッサー
L5+レギュレーター レギュレーターがずり落ちやすいのだけが悩み
クレオスのL5を使用しています。
スイッチが本体側だったり等、古い物なので現行品とは違う所があるかもしれません。
一応レギュレーターと水抜き(Mr.AIR REGULATORⅡ PS258)を取り付けています。レギュレーターは使用時にはあまり役立っていません。圧を見て組み付けが正常かの確認をするのには役立っています。水抜きは必須です。
今回は水性系(水性ホビーカラー、アクリジョン、シタデル)をメインで使用しましたが困った所はなかったです(水性塗料はL5だと圧が足りないのかなと思いずっと二の足を踏んでいたのですが…物が小さい&塗装時間が短くてすぐ清掃するから平気だったのかな?)
使用後は水抜きのボトルを外して乾かすくらいです。小さい、静か、ほぼメンテナンスフリー、丈夫、でありがたい品です。
ハンドピース
クレオスのPS264とPS275です。どちらも0.3㎜のハンドピースです。
PS264は使えなくもないですが、色々調子が良くない所があってあまり使う気になれません。もっぱらPS275を使用しました。PS275はトリガータイプで操作が楽でした。
ドロップボトルを使用して水のボトルとマジックリンのボトルを用意
塗料に合わせて適度に希釈しながら使います
使用後はラッカー系なら通常のラッカー薄め液で、水性系ならマジックリンで、拭き取りやうがいなどの洗浄をします。
アクリジョン・シタデルのエマルジョン系は固着しやすいです。塗装後はすぐにマジックリン原液と筆でしっかり洗浄します。筆はプラ製のもの、100均のネイルアート用の筆です。PS275はカップを取り外しての奥の掃除がしやすかったです(一般的にはカップ一体型のほうがメンテナンス性が良い事になっているようです)
アクリジョン・シタデルの使用後は念の為ツールクリーナーで仕上げをしました。
それでもニードルの固着は完全には回避できなかったです。
クリーニングブラシ タミヤのブラシじゃないと掃除できない所あり
動きが怪しくなってきたら分解してボディやニードルの清掃を行いました。タミヤのブラシは必須だと思います。
掃除に綿棒を使う時も。
手持ちの中ではセリアで買ったこの商品が一番小さいです。
塗装ブース
クレオスMr.スーパーブース改造
ファンとホースしか使っていない
塗装ブース以外はほぼ100均
ケース内の木枠は100均木材を木工ボンドで接着して作った土台
ケース内に置いてるだけなのでこれも外れます
クレオスのMr.スーパーブースをケースに入れて使用しました。こちらも古い物で現行品と比べるとシロッコファンの排気口の向きが違うようです。
Mr.スーパーブースは…無駄に大きくてドライバー使用の組み立てがやや億劫で、大した囲いもないし、ミストまみれのフィルターを部屋にそのまま置くスタイルが嫌すぎて、長い間塗装ブースとして使う気になれませんでした。
今回も途中まではブースなしで屋外で塗装していました(最上階角部屋ベランダが広いタイプでどの風向きでも近隣にご迷惑がかからない場所です) 途中からマンション工事の関係で屋外に粉塵が出るようになったので、ブースを使用して屋内での塗装に切り替えました。
自室に設置するとお隣にご迷惑がかかるかもしれなかったので、リビングに設置させてもらって作業をしていました。簡単な組み付けをし窓枠に吹き出し口をはめて養生テープで目張りするだけなので設置は楽です。
フィルターをセット、マステで数枚重ねて貼るだけです。
手前のフィルターだけ途中で交換します。
猫の爪研ぎの前にフィルターを貼らないのが正確なのですが
あってもなくても大差なかったのでこの状態になりました。
組み立て後。
手前のフタは外したままです。実際はケース内に汚れ防止の紙を敷いて使っています。手前の空きスペースで塗装します。半透明なので暗くないです。排気ホースを通す穴は100均のサークルカッターで綺麗に開けられます。
使用後はバラして清掃します。
ケースは拭き取り。フィルターは水性系塗料ならマジックリン洗浄、ラッカーなら破棄。爪研ぎは溶剤臭がするため屋外で乾燥。シロッコファンはティッシュや筆などでミストを取る。ホース類はほぼ汚れませんが気になる時は水を流す。すぐにすっきりできます。後は箱にまとめて収納して終わりです。
フィルターは5枚くらいかましてるんですが、毎回ファンに汚れがつきます。
ティッシュ+ピンセット、筆で清掃します。
ささっとミストを払うこと5分くらい。きれいになった所で収納します。
収納完了。
ホースやハニカムフィルター、清掃道具も入ります。
過不足のないちょうどいいサイズです。
塗装ブースはたまにしか使わない、常設しない、模型用エアブラシで小物しか塗装しない、というニーズなのでこの形態は大変良かったです。
筆
ほとんどエアブラシで塗装したので使用頻度は低いです。
リタッチと目パーツの書き込みくらいです。
使用後はブラシ用のコンディショナーを付けておきます。
調色用品
クレオスのMr.スプーン&スティックを愛用しています。
スティックが混ぜやすくていいです。
電子スケールは0.1g単位のものであれば大丈夫でした。
最初の調色は調色スプーン単位で行いましたが、調色済の塗料を再調色する際は重量とパーセンテージで行いました。
2社からほぼ同じものが出ています
マステを貼ってから使用します
調色が多かったので色見本帳を多用しました。
白地黒地のあるメタル用がいいですね。塗料の透過具合がチェックできます。
実際に立体物に塗るとなんか違うなぁと思う時もありましたが、概ね色味の把握ができますし、カード状なので他のカードとの比較もしやすいです。塗料の希釈のテストも兼ねられる所もいいですね。
パックが大きくて邪魔な時は半分にカットして使います
エマルジョン系のアクリジョン・シタデルは固まりが混じっている時があるので調色した後は濾していました。
アクリジョンや希釈して流動性の高いシタデルは、瓶に茶漉しをセットして流し込みます。
流動性が高くない塗料の場合は、別の調色皿に茶漉しをセットして流し込み、適度に絞ってから瓶に移します。
Mr.キャップオープナーはあったほうがいいです。本当に。
塗料
溶剤を含む塗料はパッキン付きケースに2重に入れ、物置部屋に置いています。
外箱を開ける度に臭いにうっ…となります。瓶を閉めても結構漏れてるんでしょうか?
同じく溶剤を含むUVレジンや接着剤なども同様に収納し、普段生活している部屋にはできるだけ置かないようにしています。
ラッカー系塗料
使用したラッカー塗料
薄め液の種類は多い
クレオスMr .カラーやガイアノーツなど。
肌色、ベースの色、一部メタルカラーのみ使用しました。
塗装時の希釈·清掃に溶剤を使用するのがきついですが、それ以外は問題がなく使いやすいです。
水性ホビーカラー
今回のメイン塗料。
溶剤使用の水性塗料。やや溶剤臭がします。
塗装時の希釈は専用薄め液で。ラッカーより希釈がシビアでした。私はメタルカラー以外は一般よりもやや薄めに希釈していたと思います。薄くても離し気味に少しずつ、様子を見ながら吹いていけば大丈夫でした。
清掃はマジックリンでOK。希釈マジックリンでも落ちます。塗装してから時間が経っていても落とせます(クリアは日数が経つと落ちなくなっていました)
あらかじめ下地をラッカーで整えておいて塗装します。塗装をやり直す場合はマジックリンを掛けてささっと馴染ませてから水ですすげばさっと落ちます。今回は塗装のやり直しが多かったので水性ホビーカラーをメインにしていて本当に助かりました。
シタデル
エマルジョン系水性塗料。溶剤臭はないです。
しっかり保管すれば10年以上、かなり長期間使えます。
他の塗料と比べて筆塗りがしやすいです。
主に柔軟性のあるパーツに使用しました。元々別のクラフトで筆塗り塗料として愛用していましたが、今回はエアブラシでも使用しました。
エアブラシ塗装時の希釈は水性ホビーカラー用の薄め液やシタデル専用のラーミンミディアム、水道水などです。
清掃は一応マジックリンでいけますが、早めにマジックリン原液を馴染ませないと固まって落としにくくなります。固まってしまったらツールクリーナーを使用します。
塗料の状態によってはカスが混入しやすいので、調色後·塗装前には茶漉しで濾しておく必要があります。
アクリジョン
エマルジョン系水性塗料。
蛍光色が使いたかったので購入しました。
専用の薄め液(消泡剤入)とツールクリーナーも購入しました。
コロナ禍の影響か、エアブラシ用薄め液やホワイトは最後まで買えず…他の塗料との混合で使用したので真っ当な使い方はしていません。ちゃんとしたレビューにはならない気がします。
エマルジョン系水性塗料なので概ねシタデルと似た感じだったような。カスが出るので濾したほうがいい所とか。蛍光色はピグメントの沈殿が凄くて撹拌が手間でした。
ガンダムマーカー
ペンタイプの塗料。
マーカー直で、乾く前に、やや厚めに、一気に乗せきるのがコツでした。コツを踏まえて塗った所は本当にきれいです。細筆でちまちま塗ってた所はぼこぼこしがちです。
専用の消しペンで消せるのがメリットという事ですが、マーカー以外の塗料もやられるので注意が必要です。
シャープペン、パステル
左はファイバー社で右は100均
ぱっと見同じ色に見えても色味が微妙に異なるのでどちらも揃えておく
墨入れ、影入れ用。グラデーション用。
ねんどろいどは基本ベタ塗り、所によってはハイライト吹きで仕上げるようですが、ちょこっとだけ影を追加しました。
塗装・仕上げのつや消しクリアー吹きまで終えてから、0.3ミリシャープペンでそっと書き込むお手軽さ。所々消しゴムでぼかします。
シャープペンでカバーできないちょっと広い所はパステルを使用します。
模型用のウェザリング塗料もありますが、色数が多くてつぶしの効きそうなパステルを選択しました。パステルは目パーツのグラデーションにも使用しました。
油性ペン
マッキー極細は0.5mm、マッキーケアの超極細は0.3mm
ステンシルシートで作る目パーツの主線。
最初は黒い塗料で主線を入れていましたが、色がはっきりしすぎて微妙でした。油性ペンだとやや色が薄くなります。今回は少し淡い色合いのほうが作風に合いました。ペンだと描きやすいのもいいですね。