DQB 草原の土、マーブル岩、マグマ岩のスクエア状ロンデル
『ドラゴンクエストビルダーズ』のブロックをグルーデコのロンデルにしました。
2019年春頃に作成しました。
スクエア状のロンデルを作った事がなかったので試作も兼ねています。
大きさは1.5から2cm程です。
スクエアロンデル3種 縦穴で作る
キューブ体の作成
スワロフスキーはフラットバックをメインで使用します。
6面分のプラ板とパイプを接着剤・パテ類を使って組み立てます。パイプの口をきれい見せるために甲丸を接着します。
ロンデルのパイプ部分は3mmの真鍮パイプを使用しました。真鍮は錆びやすいので錆び止めにクリアを吹いておいたほうがいいと思います。(出来上がった後にパイプ内にクリアを塗布しました)
最初はパイプ径に合わせて4mm甲丸を接着しましたが、1.5cm角のサイズにあわせて7.5mm甲丸も接着しました。
場合によっては塗料も併用してきれいなキューブ体に仕上げます。
組み立てを終えたブロック(毒沼の土ブロックは途中で作成を中止しました)
キューブ体の組み立て後にグルーの盛り付けやフラットバックなどを接着していきます。6面に貼り付けするのでストーンの消費量は見た目以上になります。スワロフスキーから販売されているキューブパーツが比較的高価なのにはこういう理由が...色数やサイズを増やしたり、特殊カットのファンシーストーンを使用すると材料費がさらに上がります。
アクセサリー用グルー
接着性のあるエポキシパテ、でいいのかな?エポキシなのでアルコールで伸ばせる
製品によって硬化時間・重量・表面の仕上がりが異なる
ピカエース等のレジン用ピグメントを混ぜて着色もできる
草原の土ブロック
草原の土ブロックは草原部分を盛り上げつつ、ちょっと動きを足してポップに仕上げました。
草原部分はペリドットとファーングリーンを使用し、下の葉の部分はマーキスカットのファンシーストーンを使用しています。土の部分はLt.コロラドトパーズとCRY.カッパーです。途中からシタデルで下地の色を変えて、ドット感を出してポップに仕上げました。
春先に合う楽しい感じのするロンデルです。
マーブル岩ブロック
マーブル岩は色の合う石があったので少し砂部分を盛り上げる程度にシンプルに仕上げました。途中で石を切らしてしまったので砂の上部ががたついてしまったのが無念です。
砂はCRY.ゴールドシャドゥを使用しましたが小粒できらっとするPP6~10くらいのチャトンでも良かったかもしれません。色も黄色みのあるほうが良かったですね、ジョンキルを混ぜるとか。
岩部分はLT.シルク、ヴィンテージローズ、バーガンディーの3色です。
落ち着いた感じの大人っぽい雰囲気のロンデルです。
マグマ岩ブロック
マグマ岩はもりもりと立体的につくりました。
岩の部分を盛り上げてから、SS7~16のモカ、スモークトパーズを配置します。形状の点からチャトンよりもフラットバックのほうがゴツゴツした岩の表現が出せると思います。大きい石を貼っているのでマグマ岩だけずっしりとした重さになりました。内側はヒヤシンスです。
黒いパーツと合わせやすいメンズライクな一面を持つロンデルです。
【 追記 マグマ岩で使うフラットバックについて】
テーブルファセットの広い旧番・#2028のほうが岩の表現に向いていると思います(#2058/#2088だとちょっと上に尖った感じになります)
反省点
1. グルーは作業時間が長めのものを使う
今回は1時間のものを使用しましたが造形・貼り付けまでが微妙に間に合わなかったです。造形・貼り付けまで込みでやるのならば効果時間の長いグルーを使用したほうがいいです。
フラットバックメインのものなら造形とVカット石の埋め込みまでにとどめるのも手かと思いました。フラットバックの貼り付けならば硬化後にデコプリンセスで接着して仕上げる事ができます。
後は模型的なやり方でグルーを使用せずモデナ等の粘土系で造形とチャントンの埋め込み部の形だけ作っておいて、硬化後にデコプリンセスで接着して仕上げるとか。
フラットバックのみの使用ならグルー・粘土系の材料は不要でもいけます。
2. パイプの径と材質
1.5cm角であればもっと太いパイプ、7.5cm前後くらいのサイズで良かったと思います。あと真鍮はサビを考えるといまいちですね。クリアを併用するのもいいですが、内側なら目立たないのでステンレスにするとか、アクリルにするとかもありかなと思いました。
3. キューブ体の組み立て
何を血迷ったかキューブの内側に軽量粘土をつめてしまったのです…耐水性の軽量パテが望ましいです。回りに石を貼ると重量が増すので軽量で。プラ角棒でフレームを作ったほうがいいかとも思いましたがなくても耐久性に問題はなさそうです。