DQB ねんどろいど改造 型取り
ワンオフでの製作品ですが念の為シリコンで型取しておきました。
シリコン型とエポパテ複製とエポパテ複製を白サフで仕上げたもの
使うかどうかもわからない型なのでかなり適当です。油粘土と流し込みシリコンで型取りします。
キャストは臭くて耐えられないので使用しません。キャスト用のゲート無がない型です。エポパテで少数複製するのを前提としています。
1,2個だけの型取りなら
紙コップにパーツを配置
↓
シリコン流し込み
↓
シリコン切り裂き&原型取り出し
↓
シリコン型にエポパテ詰め
↓
紙コップに入れて保定
…とやりますが、今回はパーツ数が多いので型取りブロックを使用しました。
型取りブロックで枠の大きさを決めて、油粘土に埋めて、シリコンスプレーを吹きます。
型取りブロック各種
それぞれ利点があるので全種あったほうが助かります
油粘土
評判の良いほいく粘土を初めて使用
ちょっと粉っぽい質感で原型や型にべったりくっつかない、程よくまとまって使いやすい
離型剤
右のスプレータイプを使用
さーっと吹くだけで終わって楽、入り組んだ所も問題なし
型取りブロックの中に油粘土とパーツを配置
手パーツ等の細かい型にやる気のなさが見えている
ゲート無し&適当とは言えパーツ数が多いので結構手間です。シリコンを流す事自体は危なくもないし面倒じゃないんですけど、片面取った後の粘土外しやブロックの洗浄とか大変で憂鬱になりますよ… 『ほいく粘土』じゃない粘土は細かいこびりつきが多くて洗浄が大変です…
帽子と後ろ髪は3面取りです。
前髪にヒビが入る、破損しなかっただけマシです
シリコンの硬化剤は本当は計量して適量加えるものなのですが、色合いを見て適当に混ぜています。一度硬化する色合いを覚えればそんな程度で大丈夫です。今回は全部で1Kg程使用しました。
恐ろしく古いシリコンも硬化剤だけ新しくして使用してみました。硬化速度が速くて流しにくいだけでちゃんと固まりました。隙間埋めに使用する分には問題なさそうです。
他のシリコンはわかりませんが、waveのシリコンは上記のようなゆるい使い方でも大丈夫でした。
waveのシリコン
左が旧版、右が現行品
旧シリコンの裏に日付が
2006/4/4?製造年月日?