DQB ねんどろいど改造 ボディと装備品

 ねんどろいど改造。ボディと装備品についてです。

 

 

 

素体

 

引用:

グッドスマイルカンパニー

"ねんどろいど Lily from anim.o.v.e"

https://www.goodsmile.info/ja/products/slide/21042

 

 

ボディはお安く買えた「286 ねんどろいど Lily from anim.o.v.e」を使用しました。

箱破損で一式800円で購入しました。

あまり変わった形状ではないのでねんどろいどの素体としては合格。

上半身・下半身・スカートパーツに別れているのも都合が良かったです。

 

 

ボディ上半身

 

 

ゲーム画面を基本にしながら作りました。

 

ざっくりと100均石粉ねんどで作り、表面保護とディテールアップでニューファンドを追加して作りました。

 

マフラーの形に自分の癖が出てるけど結構隠れるので気にしない。

 

 

ベルトとバックル

 

 

上半身·下半身の間のパーツ。

水筒の取り外しの件もあり、軟質素材の別パーツにしました。

 

バックル部分はワイヤー、カン、ネイルアート用パーツの小さいカボションパーツを組み合わせ。ゲーム画面と公式絵で形状が異なるようです。途中から公式絵に修正。ちょっと歪んだけど気にしない。

 

ベルトは合皮のエナメル層の貼り合わせ。そこそこ薄め・そこそこ伸びる程度に調整しました。両面テープで仮止めしています。

 

 

ボディ下半身

 

 

ゲーム画面を基本にしながら作りました。

スカートパーツの土台だけ残してニューファンドを追加して作りました。

 

 

足パーツ

 

 

元のねんどろいどの足パーツを彫り込みました。

ブーツの折り返し部分、ブーツのシワ部分はニューファンドです。

 

足の付け根に丸い関節があるタイプで足が太めに感じました。服のしわを彫り込んでスリムに見えるよう調整しました。

 

ブーツを別パーツ化したかったのですが、このタイプの足はかなり下まで空洞化してます。下手に分割すると事故りそうだったのでやめときました。ブーツの折り返しの上部分は彫り込み、下部分は強度の関係もあり彫り込みを省きました。

 

腕パーツ

 

腕パーツが増えると、組み合わせ確認が増えるので手間がかかる

 

元のねんどろいどの腕が長かったのでカットして調整しました。手首側の接続穴から軸打ちしました。

 

手袋の彫り込みをしようとしましたが径が小さくてきれいに彫り込みできません。切断しやすい部分なので別パーツ化して作り込みしました。手袋のふちは彫り込みをせず、ワイヤーで丸カンを作って接着・調整して段差を作っています。

 

ノーマル腕以外にも3種の腕パーツを作りました。

 

ボディとの接合部分は3mmプラ棒に穴を開け、ワイヤーを通して瞬着で固定したものを芯にしました。既製品の腕パーツのダボを使う場合でもワイヤー接着します。

 

腕を作り直した時の画像

ねんどろいどの腕からダボ部分を切り出しファンドの棒とピンで接合

シルクピンは固すぎるので手芸用のTピンのほうが楽だったかも

 

 

腕を作り直した時の画像

ピン付きダボとファンドの棒を合わせる

程よい所で接着し隙間をファンドで埋めて成形

鉛筆でシワを書いて見てファンドを盛って作る

 

 

腕を作り直した時の画像

旧版の右は公式絵解釈間違い

体を前屈みせずに腰に手を当てた状態で肘上が地面と水平にはならない

新版の左は肘位置下げて少し自然に

まだ肘位置が上気味だけど胸を張って肩に力が入ってて元気な感じも出ると思うのでいい事にする

 

 

手パーツ

 

 

既製品のねんどろいどの手はバリや形状不良がありました。直してサフで仕上げます。

 

ノーマル手パーツ以外にも2種の手パーツを作りました。

写真の左と中央の3種が元のねんどろいどについてきた手、右の2種がニューファンド製です。

 

腕との接合部分は3mmプラ棒に穴を開け、ワイヤーを通して瞬着で固定したものを芯にして作りました。

 

 

水筒

 

出典:ドラゴンクエストビルダーズ公式サイト

 

水筒はDQBのみの装備品です。

公式絵3種とOPでは左腰にベルトに吊り下げて装備しています。

ゲーム画面でもつけていますが右腰に水筒用の専用ベルトで装備しています。水筒の装備の向きは逆になっています。

 

水筒パーツ一式

最初に左の小さめの水筒を作ったが、バランスが悪かったので右の大きめのものに作り直した

 

 

公式絵・OPの形状で作りました。

軽い、取り外しできる、曲げた状態を保持できるようにを目指しました。

 

3mmプラ棒、ワイヤー、メラミンスポンジ、エンジェルクレイで作ります。

 

穴を開けたプラ棒にワイヤーをしっかり差し込んで瞬着で固定、これが土台になります。

 

メラミンスポンジを軟素材系の接着剤で貼り合わせて形状を作ります。やすって成形するもよし、小さなはさみで摘まみ取るようにカットしてもよし、待ち時間なしでちゃっちゃと作れます。

 

エンジェルクレイをコーティングするようにのせます。2mm程盛ると弾性がなくなってくるので盛りは最小限にします。

 

盛りすぎたらナイフでカットして、メラミンスポンジを貼って、またエンジェルクレイでコーティングします。

 

最後にワイヤー類を取付·調整。ベルトに引っ掛けて取り外しできるようにしました。ある程度曲げられるパーツなので他パーツとのすり合わせは不要にしました。

 

 

 

骨組み

プラ棒とワイヤーの組み合わせ。紐パーツもワイヤーで作っておく

 

 

 

骨組みにデコプリンスでメラミンスポンジ接着

やすって成形もできるが小さなはさみでちまちまカットするほうが早い

この後エンジェルクレイを盛って仕上げる

 

 

寝具

寝具はDQBのみの装備品です。

公式絵3種とOPで専用ベルトに吊り下げて装備しています。

 

こちらも水筒と同じように作成しました。

 メラミンスポンジをくるくる巻いて接着して止めます。これが土台になります。

 

巻きの部分にやすりを差し込んで適度に角を落とします。水溶きしたエンジェルクレイを数回塗って&やすって仕上げます。巻きの部分を自力で造形しなくて済むので多少は楽です。

 

ベルト部分は薄めに。合皮のエナメル層を2枚張り合わせです。両面とも塗装が必要です。金具はワイヤーで作成しましたがプラでもよかったです。

 

 

板状に切り出したメラミンスポンジ

接着剤をつけてくるくる巻く

 

 

巻いたメラミンスポンジのエッジをやする

水溶きエンジェルクレイを塗る&エンジェルクレイを盛る

 

 

ベルト部分を糸でしばってベルトの食い込みを形出し

 

 

 

金具パーツと方眼紙を合わせてサイズ確認

 

  

ビルダーハンマー

 

 

ビルダーハンマーはDQB・DQB2両方に登場する装備品です。

DQBは木目があるナチュラルタイプ。公式絵・OP・ゲーム画面とも少しディテールが異なります。

 

DQB2は木目のないきっちり成形されたタイプ。公式絵・OP・ゲーム画面とも共通です。

 

 

DQB公式絵版で作りました。

ラミン棒、メラミンスポンジ、厚紙、石粉ねんどで作りました。

 

サイドパーツのピロピロした部分は厚紙を瞬着で貼ってから瞬着でコートと穴埋めしました。別パーツ化して作っていたので年輪の作り込みも楽でした。

 

磁石を使って専用の手パーツとくっつかないかなと思っていたんですが、 ハンマーが思っていたより軽くできなかったので断念しました。

 

その後別の磁石も購入しましたが重量的に無理だと思うので試していません。  

 

 

 

あまっていたレンズ枠パーツを再利用

外側に厚紙を巻き、内側にメラミンスポンジを詰めて円柱形に

穴をあけてラミン棒を通す

 

 

 

ハンマーのサイド部分

ファンドで円盤を作り円盤外周に合わせた厚紙を切り出す

所々ギザギザにカット

 

 

 

サイドの円盤パーツに厚紙を接着

バランスを見ながらギザギザ厚紙を追加

ハンマー本体とも合わせて様子見

厚紙に瞬着を吸わせて硬化させる

 

 

一通り作ってサフを吹いた所

 

最終調整

 

一通り原型が出来た後はすぐに着色をせずに写真着色をしてバランスの確認をしています。写真着色については以下の記事を参照下さい。

mctr.hatenadiary.jp

 

ボディ部分の微調整

マフラー上部を削ってもう少し首元が見えるようにする

ベルト下のチュニックの影が他の部分の影と合っていないので修正