DQB ねんどろいど改造 ベース
ねんどろいど改造が一通り終わりフィギュアが仕上がりました。
ハンマーを装備させたりすると付属のベースではギリギリすぎます。
もう少し余裕のあるベースを作る事にしました。
ゲーム画面とOPの中間くらいの具合
色々サイズ確認
一緒に置きたいものを並べてサイズを割り出します。
まずはブロック。
ブロックは色々とサイズがバラバラで答えがない状態だと思います。
ひとまずねんどろいどと合いそうなサイズ、3.5cmに決めました。
© 2018, 2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
© SUGIYAMA KOBODeveloped by KOEI TECMO GAMES CO., LTD
出典:ドラゴンクエストビルダーズ2ゲーム画面
左が4cm、右が3.5cm
モンスターも並べてサイズ確認
並べるモンスターも決めます。
ガチャガチャの『かさねてスライム』のスライムがねんどろいどには良さそうなサイズでした。
DQⅪのイレブンさんねんどろいどに付属するスライムとあまり変わらない大きさかもしれません。
『ドラゴンクエスト かさねてスライム』
スライムがねんどろいどにちょうどいい大きさ
ゴーストも並べたかったけどちょっと小さいですね
はぐれメタルはだいぶ大きいです
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出典:ドラゴンクエストビルダーズ2ゲーム画面
作る予定はないですがスライムに騎乗する場合の確認もしました。
ガチャガチャの『やわらかキーチェーン カプセルバージョン』のスライムは少し弾力があって乗せやすいです。ねんどろいど側は一部騎乗専用のパーツが必要になりますね。
『AM ビッグフィギュア』のゴーレムさんとも合わせ。
最初にこのゴーレムさんを見た時「乗りてぇ!」と思ったんですが、ねんどろいどだとちょっとサイズが合わないような?家族はいけると申しておりますが…
家にある大きいモンスターフィギュアのゴーレムさん、ああ、乗りたい…
合わせて市販のケースの選定も行います。
15×15×15cmの正方形のケースに決めました。このケースより小さめに作る事になります。
クラフト系資材を扱っているホムセンで購入
ベース・ブロックの作成
スタイロフォームの切り出し・仕上げ
スタイロフォームを切り出します。
家族が買っておいてくれたスタイロフォームは厚みが3cmのものでした。
ひとまず材料に合わせて3cm角のブロックを基本にする事にしました。
ベースは12×12×3cmにします。
上手く切り出しできなかったので厚紙を貼って&ファンドで埋めてカバーしました。近似のアクリル絵の具を塗って面をきれいにしておきます。
間に合わせで買った100均のアクリル絵の具
水性ホビーカラーばりの溶剤臭がしてなんじゃこりゃと思う、使用感は普通です
製作するベースはねんどろいどどーる付属の磁石台座に対応させます。
寸法通りの金属板を用意するのがベストですがカットがかなりの手間です。カッターの替刃で代用してみました。きっちり金属で全面を覆う事はできませんが、大した手間もなくあらかたの面をカバーできます。
18mm刃を並べて
普通サイズより大きい替刃のほうが金属の厚みも増します
替刃を折ってもっと隙間を埋めても良かったですね
土の塗装
ジオラマ用の土の塗料を塗ります。
タミヤの情景テクスチャーペイント 土を使用しました。そのままでも薄めてでも塗りやすく、雰囲気のよい土面ができていきます。塗っていて楽しいです。
100mlのボトルを購入
塗り面積のめやすはB4用紙1枚(1回塗り)、乾燥時間は4~5時間との事
使ってみると想定より塗料がたくさん残るし乾燥も早い
もっと厚塗りを前提とした塗り面積・乾燥時間なんでしょうか?
ひとまず塗った状態、いい感じの土面です
凹凸が多い塗料ですがガッツリくっついていてポロポロはがれ落ちる事はないです
この塗料はリアルな感じでかっこいいのですが、ゲームとはちょっと違いを感じます。乾燥してから80番のやすりを軽くかけて凹凸を少し落としました。
ざっと削った所、切り出したブロック感が出てきました
塗料のつぶがポロポロ落ちるようになりました
イメージと色味が違うので色の変更をしました。
水彩絵の具を使用しました。
アクリル絵の具ほど凹凸をつぶさずに自然な感じで少しずつ色がのせられます。やり直したくなったら水で落とせる所も気楽です。作った色の保存も簡単です。微妙な調整にはパステルもおすすめです。
色味の調整が終わったらつや消しクリアを吹いて保護します。つや消しクリア後も水彩絵の具やパステルでの調整はできますが、あまりクリアを吹くとせっかくの土塗料の凹凸が潰れてしまいます。クリアは2回までが限度だと思いました。
土塗料→削り→水彩絵の具で色変更→つや消しスプレーまで処理したブロック
まだ色味が違うので再度水彩絵の具とパステルで変更中
水彩絵の具は100均でブランド物(ぺんてる)が気軽に買える所もポイントが高いですね
草シート貼り
ベースやブロックを元に草シートを切り出します。
㈱光栄堂のグランドマットGM-1 薄緑色(春)を使用しました。
店頭でこの商品を見て「このふさふさで草ブロック作りたい」と思ったのが今回のベース作りのきっかけです。
草のパターンは別のクラフトでゲーム画面から割り出し済みです。型紙を作ってから草シートを少し大きめに切り出します。ベースやブロックにあてて、大き過ぎる箇所をカットします。
型紙と切り出した草シート
デザインナイフでさくさく切れます
油性ペンで書いてますが表に染み出す事はないです
貼るブロックの番号と貼る方向も書き込み
カットした白い断面が見えそうだったので適当に色付け
草シートを貼り付けます。
まずは上の面から貼ってサイド4面の位置決め。続いてサイド4面を貼って仕上げます。
草原ブロック
上面は木工ボンド、側面はデコプリンセスを使用
ベース
上面はカッター替刃があるためスーパーX、側面はデコプリンセスを使用
3cmブロックをベースにして作ってますが土塗料・草シートなどで少しボリュームアップして当初の目標のサイズに近づきました。
ブロックは多めに作ったけどバランス的にベースに置けるのは3個くらいまでが限度みたいですね。
合間にビルドさん達で確認
シートを貼った事により磁力は落ちましたが足元のグリップが増したので
フィギュアが安定して立つように
丸石付け
丸石を付けます。
土ブロックには石が入っています。本物の砂利を貼って仕上げるつもりでしたが、凹凸が大きすぎだし、ちょうどいい丸石じゃないし…自作する事にしました。
© 2016, 2018 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
© SUGIYAMA KOBO出典:ドラゴンクエストビルダーズ公式サイト
OPの草原ブロック。リアルタイプの石が入っています。
穴あけパンチで抜いた紙がちょうどいいサイズだったのでベースとして使用します。タミヤの情景テクスチャーペイントを塗ってちょっと盛り上げます。乾燥後にちょっと潰したりアクリル絵の具で色味や面を整えたりします。
丸石パーツをブロックに貼り付けます。上下の面は貼り付けしません。ブロックを積んだ際に他のブロックと干渉するからです。気分で使いわけができるよう、サイドの4面の内一部の面のみに貼り付けました。
草原ブロックにも一部丸石パーツを貼り付けました。気持ちOP風です。
影とハイライトを入れて仕上げます。
草シートの境目や丸石に影を入れます。ハイライトも入れて仕上げます。
この一連の改造をやってきて理解した事
公式絵やOPがステキだな~と思っても
なんだかんだでプレイ中にずっと見続けてきたゲーム画面仕様に近くないと落ち着かないという事
草パーツの作成
市販の情景用草パーツをいくつか購入しましたがサイズが合いません。
自作する事にしました。
100均造花・ローズマリーを材料に色々
ローズマリーは購入時はもっとシルバーっぽい色だった気がします
洗ったらシルバー色が落ちて素の色になったような?
他の造花も合わせてゲーム中に出てきた草花を作ります
小さな草
最小単位の平たい草です。
ゲーム画面では4つ葉が5つでワンセット。ブロックの1面をカバーする大きさです。
ローズマリー葉をデザインナイフで小さく切り出します。
ローズマリーはポリエチレン製なので普通の接着剤では着きません。コニシのGPクリヤーを使用しました。
まずはノズルから接着剤をマステに出して、そこに葉パーツを配置します。接着剤で葉パーツをまとめる感じです。接着後に葉がバラけないよう注意しながらマステから取り外すか、マステを土台としてカットします。
ゲーム同様5つ並べてもよし、他の小さな草パーツも合わせてもよし。
結構使うので枚数は多めに用意しました。
牧草
小さな縦長の草です。
DQB2のアイテムですが、DQBでもOPにそれっぽい物が出てくるのでとりあえず作りました。
ローズマリー葉を縦半分に切って細長い葉を作ります。カーブのある葉を抜き出して使います。
爪楊枝をマーカーで緑色に着色し、葉を貼り付けます。内周は一部葉のカーブを内側に向けて爪楊枝を隠すように貼り付けます。基本的には葉のカーブは外側に向けて貼り付けます。
乾燥してから爪楊枝をカットします。草シートの上ならそのまま自立します。
小さい牧草を作る時は爪楊枝を削って細くし1周だけ葉を貼り付ける
ぬの草
大きめの葉です。
大きめのローズマリー葉を縦2枚接着します。葉の縦半分に接着剤を塗り別の葉の半分を重ねる感じです。乾燥後にカットして形状を整えます。
マステに接着を出して下の葉4枚を配置·接着します。続けて上の葉4枚を接着します。上の葉は適度に浮かせて接着します。
下に十字に4枚
上に45度ずらして4枚接着します
上の葉が倒れる時は爪楊枝などを挟んで葉を浮かしながら接着します
いやしの葉のしげみ
わさわさとした草です。大きさはブロックより少し小さめです。
大きめのローズマリー葉を縦2枚接着します。乾燥後に葉をカットします。かなり使うので大量に用意しておきます。
接着した葉パーツから2枚の葉を切り出し
ベースを用意します。
メラミンスポンジで出来上がりより少し小さめに作りました。
下側から貼り付けていきます。ベースから少し浮かせて貼り付けます。少し隙間ができてしまった場合は貼り合わせ無しのローズマリー葉を差し込むように接着して隠します。
てっぺんは葉型に切り出した3枚を少し浮かせて貼り付けます。
白い花
ぬの草に6弁・8弁の2つ花がついたものです。
白い小さな造花を用意します。丸い5弁の花なので加工します。
6弁用には3弁のパーツを2つ用意します。
8弁用には1弁のパーツを8つ用意します。
季節柄秋向けの花が多く、春向きの小さな白い花は1択でした
花弁を貼り付けます。
等間隔できれいになるように。サイドも違和感なく接着します。
中央の部分を仕上げます。
ゲーム画面では平たい丸いパーツですが横から見ても違和感がないよう立体的に、カボションのネイルパーツを接着して着色します。
少し小さめにしたぬの草の上に置いて完成です。
その他の草
小さな草とぬの草の中間的な草です。
白い花用の造花を買った時についてきた葉で草を追加しました。
ゲーム中に出てくるものではないです。OPよりの立体的な葉です。
貼り合わせ方はぬの草と同じです。
GPクリヤーは接着後もベタつきが続く
パウダーでベタつき止めをするのもあり